いつも厨房の外からの刺激を大切にしているが、今回のイベントは特にそれを感じるものとなりました。デザイナー・ワインそしてシェフやパティシエ、食の世界を美しく、そしてわかりやすく世間に伝えることができたと思います。いつもの皿に盛り付ける表現とは違う、クリエイティブなイベントに参加できて、本当にうれしく思っています。
和泉光一氏 −スイーツ/食の可能性−
私にとって服や建物、装飾…こうしたものはスイーツのアイデアにとても勉強になっています。他業種の人から学ぶことは、斬新なスイーツを作るのに欠かせません。中でも、装飾はこれからさらに重要性を増すものと考えています。アイテムだけでなく、周囲のインテリアなど、全てにおいてトータルで楽しむものへと変化しつつあるのです。 食の世界を今までにない視点からアピールした今回のようなイベントを、もっと積極的に行っていくべきだと思っています。
マーク・アインスワース氏 −Simple is BEST−
私が提案したのは、スイーツのような見た目をした、フィンガーフードアイテム。鮮やかでかわいらしいロリップを作りました。人は見た目に不安を持つと手を付けにくい、だからこそシンプルな見た目は人に伝わりやすいのです。でも、味にはスパイスや面白い食材の組み合わせを感じてもらう、その駆け引きを私も楽しみました。お客様が喜ぶ顔をみる事ができてよかったです。
ステファン・ヴュー氏 −美味しいものを食べただけ、人は幸せになる−
アイテムを考えるのに、大変だったよ!!でも、それだけやりがいのあるイベント。食の世界は大変、でも美味しいものは人を幸せにします。美味しいものを作るために、私は色々なことに興味を持ち、勉強して、そしていい素材を使うことで実現できると考えています。フィンガーフードや、チョコレートのピエスモンテ・飴細工などの見せるフード・アートを通し、アピールできたと思います。
河野透氏 −トータルコーディネート−
私にとってのFOOD ARTとは、トータルで考えるということ。私の料理は自らデザインしたお皿にのせます。テーマに合わせた料理を、もしくは料理テーマに合わせたお皿を、オリジナリティでお客様に味わって頂けるのです。 そういう意味で、デザイナーとのコラボレーションはインテリアと食の融合。今回のイベントで受けた刺激を、次回のアイデアに活かしていきたいですね。
ディディエ・ストドゥレール氏 −“BIOTY”からのインスピレーション−
シュー生地にカリッとした食感を加えたコントラスト、光ファイバーで隣接するものとのつながりを持たせた演出、グラスとの間に空間を持たせる盛り付け、そしてテーマであるBIOTY…これらを組み合わせて作品を作りました。つながりとその間の余白。テーブルの上に、これらを表現することで、空間を美しく見せるデザイニングを目指しました。そして、お客様に自らの食への考えをプレゼンテーションできるイベントとなり、大満足です。
エマニュエル・プゼ氏 −クリエイティブなワイン作り−
歴史の古いワイン。毎年採れるぶどうを同じ製法で作り続ける、でも決して同じ味のものは産まれません。ワインもクリエイティブな職人技、毎日味の変化があり、人によってオリジナリティが表現されます。今回のプレゼンテーションでは、ワインの製法を説明することで、伝統的製法にオリジナリティを加えたものがワインだと伝えたかったのです。そしてワイン/デザイン/フードのマッチングは、今までにないエレガントでフレッシュなイベントだと感じました。