杉山早陽子さんは、三重県出身。大学で写真部に所属、写真展を定期的に行っていました。食べることも大好きだった、そんなことから「いつか“食の展覧会”を開きたい」そう思っていました。でも具体的にどんな食の表現を行うか、この時はまだ考えつかなかったといいます。
一方の内田美奈子さんは、埼玉出身。こちらも大学で写真学科を卒業、東京の出版社に就職しました。働いていたのは写真集などを手掛ける会社、仕事柄多くの作家さんなどに会う機会があり、何か自分で作りたい、そんな思いが強くなります。
“Wagashi 和の菓子” この本がきっかけで、和菓子の世界に魅力を感じた2人はそれぞれ京都に向かいます。和菓子文化の栄えた京都には、今も老舗の和菓子屋が伝統を受け継がれています。季節と共に、移り行く和菓子の美しさを紹介する本書に魅せられた2人は、偶然同じ和菓子店で顔を合わせることになります。 今、杉山さんはこの和菓子店に営業スタッフとして働いており、内田さんは職人として和菓子作りをしています。はじめからピンと合った二人。共通の先輩を通じて、少しずつ距離が縮まり、お互いの歩んできた道に共通点を見出していました。 そんなある日、知人に野外フェスティバルで屋台を出店しないか、という話をもらいます。
それが“日菓”としての初めてのクリエイションの場となりました。
それからは、2人の休日に“日菓”として創作活動をしており、ギャラリーでの展覧会や落語家など、様々なアーティストとのコラボレーション、作品を生み出しています。
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