息子の存在
6歳になる息子がいます。出産前日まで働き、産後1週間で現場に復帰しました。ママになってから、ママスタイリストの連載を頼まれたのですが、それが編集長の目にとまり、今やスタイリストの仕事の8割がキッズスタイリングに。
キッズファッションはカラフルで、キッズにしかできない着こなしの魅力があります。
そしてフードの仕事もするようになりました。私の場合、フードだけを撮影する仕事はほとんどしません。例えばCMでお茶を飲むモデルが出るとします。どんなことを考えながらお茶を飲み、どんなシチュエーションで、どんな服を着ているのか…
ストーリーを組み立てたすべてのスタイリングをします。
これはファッションもそうですが、ストーリーが活きる空間を演出することで、見ている人に印象付ける、それが私の仕事です。
そんな毎日ですが、家族との時間も大切にしています。家で食事をするときも、ちょっとした見せ方の工夫を。お皿や食材など、ワンランク上のアイテムを知っているからこそ、お店で食べたように感じてしまう技があります。
我が家なりの食育!? は、いろんなところに連れて行くこと。親が恥ずかしくない程度に食事が摂れるようになったら、どんな店にも連れて行きます。
家でも大人と同じカトラリーを出すようにしています。それしかなければ、必然的にナイフやフォーク、箸を使って食事をするし、お店でガラスの器が出てくれば、お店の雰囲気も相まって邪険には扱いません。
また、そば屋に行くとそば打ちの風景を見ることができますよね。作る行程を知ることは、とてもいいことだと思います。
自分の両親が、小さい頃からいろんなお店に連れて行ってくれたように、息子にもそうして食育しています。豪華なものではないけれど、食べるんだったら本物の美味しいものが食べたい、これが私の食へのこだわりでしょうか。 |