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1歳、2歳とだんだん大きくなってきて幼児食が始まると、好き嫌い、食べ過ぎる、小食、そしてアレルギーなど、「何でも食べるコになってもらいたい」というお母さんの願い通りにはいかないことも増えていきます。
しかし、食べることは生きること。食は生きていくうえで、切り離せない重要なものです。だからこそ、小さな頃からきちんとした「食」を知り、「食」をおいしくたのしく食べてもらいたい。
このような思いは、家庭を越え、今や国レベルで「食育」という試みへと成長しました。

お母さんたちなら誰もが気になる食のあれこれ。
そこで、1〜5歳までのお子様を持つ、さまざまな悩みをお持ちのお母さん5名にお越しいただき、アレルギー対応ケーキの制作の体験と、家庭における子どもたちの食事情について話し合っていただきました。 。



◆参加メンバー
Aさん(以下A):2歳のこども
Bさん(以下B):5歳と2歳の2児の母。2歳のこどもが、卵アレルギーを持つ。
Cさん(以下C):高校生と5歳のこども
Dさん(以下D):2歳のこども
Eさん(以下E):1歳のこども

お子様の食事で、普段ご家庭で気をつけていることはありますか?

A:
薄味ですね。 うちでは、砂糖をほとんど使いません。煮物でも何でも、素材の味をそのままで調理します。野菜ってそのままでも、すごく甘いんですよ。最近では、みりんもあまり使わなくなりました。

B:
うちは子どもが卵アレルギーなので、食材には気を遣っています。アレルギー対応食材など インターネットでチェックしたり、スーパーでも必ず表示は見ます。最近は、アレルギー表示が 増えてきたので助かりますね。

C:
デニーズとかファミリーレストランでも表示されていますよね。 私のうちの場合、外食が多いので、行くレストランは表示がきちんとされていたり、食材にこだわっていたりするところと決めています。

A:
私も、表示はよく見ます。国産か否か、添加物の種類、あとは農薬の有無とか。でも、アレル ギーはあまり意識しませんね。やっぱり自分の子どもがそうでなければ意識しないことなのかも。

B:
増えてきている現状はあっても、アレルギーを持つ子どもの親としては、まだまだ足りないの が正直なところです。表示の義務がされているのは、5大アレルゲン(卵・乳・小麦・そば・ピ ーナッツ)についてのみ。うちは鶏卵アレルギーなので、鶏もだめなんですね。でも、卵は表示 されていても、鶏肉の表示はされていなかったりするんです。全てを表示することは難しいとは 思いますが、もっともっと増えて欲しいです。


こどもと食の問題として、多く挙げられるのが「好き嫌い」ですが、好き嫌いを直すのにご家庭で実施されていることはありますか?

A:
苦手なものを、ポタージュにすることです。子どもはポタージュにすると何でも食べますね。

B:
うちも。困った時はポタージュ、みたいな 笑。 でも、常にポタージュというわけにはいかないじゃないですか。うちの場合、上の子どもは全然好き嫌いとかなかったんですけど、下の子が多くて。上の子に手がかからなかった分、苦手なものを食べさせることの難しさを今つくづく感じています。

A:
私は、好き嫌いって本当においしいものを食べていないから起こるんだと考えています。夏はみずみずしい野菜だったり、春は新じゃがや春キャベツだったり。旬のおいしくて栄養価の高いものを子どもに食べさせることが大事なんじゃないでしょうか。

D:
我が家の方針としては、「食べなさい」の強制はしません。それよりもまずは、楽しい食事を優先させています。

C:
みんながいるなら食べる!ということもありますもんね。雰囲気やシチュエーションは大切です。

E:
食わず嫌いはだめ。あとは味覚の変化を待ちます。食に係わる経験が増えれば、味覚は変わるものですから。


栄養バランスを考える、という食育の取り組みの1つとして、今、農林水産省から、「食のバランスガイド」が推進されていますが、知っていますか?

A:
よくスーパーに置いてあるのは見ますけど、使ったことはありません。

C:
私も知っています。イラストとか使われていて、見る分にはいいんですけど。実際使うとなるとなかなか…。

B:
パンフレットだけポンと置かれてあって、「やってください」と言われても、ピンとこないのが正直なところです。


チェック表などが配られたらやりますか?

B:
最初の1回くらいはやるかもしれませんけど…。

A:
保育園の献立表にも、給食で足りない栄養素が書かれている欄があるんですね。家庭で補ってほしいということなんだと思うのですが、なかなか難しいです。

B:
保育園の呼びかけでそれじゃ、国レベルで言われてもやりませんよね 笑。

D:
国でも保育園でも。浸透させたいという思いがあるなら、やはりわかりやすさが大事だと思います。

B:
「野菜たくさん、肉よりも魚」というイメージや感覚で献立を組みますから。主婦も、料理ばかり作っているわけじゃないですからね。きっちりと配分まで考えていたら、他のことができなくなっちゃいますよ。


行政や国に対し、こういう取り組みをしてもらいたい、ということはありますか?

A:
今、私自身すごく農業に興味があるので、農業関係のことですね。芋掘りとか、土に触れながら、野菜を育てるところから学びたいし、子どもにも学ばせたい。 私の母が食にこだわる人だったので、小さい時から家庭菜園で栽培した野菜をよく食べていたんですね。すごくおいしかったことを覚えているし、子どもにも伝えたいと思います。どうやって食べ物が出来るとかを知ることは、すごく大切なことだと思うんです。育て、知ることで、興味を持ちますし、「食べたい」「食べてみたい」という意欲が生まれますよね。

E:
「食のバランスガイド」のような、言葉や知識だけを与えるのではなくて、楽しみながら、体験できるプログラムが必要だと思います。 もちろん、国や教育機関に頼るだけでなく、家庭でも同じことだと思います。

C:
そうですね。最近では、ファストフードやコンビニ、孤食といった「食の乱れ」が、大人だけでなく、中高生、小学生から騒がれています。でも、小さい頃にきちんとした食生活を送っていれば、絶対カラダが「おいしい」ものを求めるようになると思います。


4月のレシピ  

米粉のショートケーキ(直径18cm丸型 1台分)

[材料]
スポンジ 《さつまいも 100g/グラニュー糖 60g/塩 1g/米粉 60g/Aコーンスターチ 100g/Aベーキングパウダー 4g/Aアーモンドプードル 80g/サラダ油 13g/豆乳 50g/レモン汁 15g/水 120g》

ホイップクリーム 《豆乳ホイップ 200g/グラニュー糖 16g》

デコレーション 《いちご(サンド用)5粒/いちご(飾り用)5粒/バナナ(サンド用)1/2本/ブルーベリー 適量/ラズベリー 適量》

[作り方]

《下準備》
1. オーブンを180℃に温めておく
2. 型にオーブンシートを敷く
3. Aは合わせてふるっておく

《スポンジ》
1. さつまいもは、皮をむいて一口大に切り、ひたひたの水で火にかけ、柔らかくなるまでゆでる。
2. やわらかくなったらお湯を捨て、裏ごしする。
3. 裏ごししたさつまいもに、グラニュー糖と塩を混ぜる。
4. さつまいもがペースト状になったら、A、サラダ油、豆乳、レモン汁、水 を一気に加えて、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜる。
5. 4を型に流し、180℃のオーブンで約20分焼く。
6. 焼き上がったら、熱いうちに型から外し冷ましておく。
7. 冷めたらオーブンシートをはがし、横半分にスライスする。



5月のイベント案内

旬の食材を使ったたまご料理
日程:5/18(金)、5/25(金) 11:00〜13:00/15:00〜17:00(定員のため受付を締め切りました)
定員:親子4組8名
講師:フードデザイン研究所 金子菜都子
会場:〒153-0043 東京都目黒区東山1-4-1 2F
参加費:無料
お申込フォーム:こちらのフォームからご予約いただけます。
お問い合わせ先:0120-206-008
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次号予告 > 市場見学 ◆築地で卵焼き体験!
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