子ども達の大好きな絵本、絵本文化はどのようにはじまったのか。ルーツを探りに街へ出てみました。そこには、「昔と今」をキーワードに、語り継がれる絵本のヒミツがありました。
目黒さんま祭り
今年もさんま祭りの時期がやってきました。9月9日(日)、JR目黒駅前で行われた今年のさんま祭りは、9月にしてはまだ暑さの残る中、大勢の人で賑わいました。
炭火の煙、スタッフの皆さんは、9月最も脂がのって美味しいと評判である岩手県宮古産のサンマ5000匹と格闘していました。
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目黒のさんま
そもそも、なぜ海のない目黒でさんまの祭りなのでしょう。それは、遠く江戸時代の話にさかのぼります。
その昔、さんまは今と変わらず庶民の魚として親しまれていました。ある殿様が目黒で馬に乗っていると、どこからか香ばしいサンマの焼ける匂いが。この香りで殿様は、サンマを食べてみたいといって、目黒でさんまを食べることになりました。あまりの美味しさに『さんまは目黒にかぎる』といわれたことが、落語として現代に受け継がれ、今では子ども向けの絵本にもなっています。
絵本のルーツ
絵本のはじまりは、『目黒のさんま』のような古典や昔話、童話に挿絵が着いたもの。最も古いと言われているのは、チェコのコメニウスが書いた「世界図絵」といわれています。大人向けの本とどこが違うのか、それは意図するものが教育であるということです。
絵本は、子どもの発育にかかすことのできないアイテムです。挿絵に興味を持ったり、触ってみたり、声に出してみたり…心を豊かに、創造力を育てる過程にも、絵本は幼児教育に重要な役割をもっているのです。
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| 『めぐろのさんま』 川端誠/作 クレヨンハウス/刊 |
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おすすめ図書館
そんな絵本がたくさんある児童書の専門図書館が上野にあります。国際こども図書館、こちらはどなたでも利用することができます。
1階は子どもスペース、"こどものへや"や"世界を知るへや"など、子どもが見やすいよう、探しやすいように工夫された部屋になっています。お子さまと、お気に入りの一冊を選んでみてはいかがでしょうか。
2階は資料室、18歳以上の方にご利用いただけます。3階は本ミュージアムや、PCを使用しながら絵本の読み聞かせ体験ができるメディアふれあいコーナーがあります。
※ 国際こども図書館では貸し出しは行っておりません。図書館内で、閲覧する形式となります。

大人になっても、絵本を見ると"ほっと"和む気持ちになることはありませんか?子どもの頃、絵本の世界に引き込まれて冒険していた心は、大人になっても、心の片隅で忘れられない感覚として残っているのかもしれません。
そして、心に残るからこそ、世代を通して語り続けたい、そんな思いが絵本を生んだのではないでしょうか。
絵本のルーツ、それは昔と今をつなぐ、心の架け橋です。
国立国会図書館 国際子ども図書館
〒110-0007 東京都台東区上野公園 12-49
TEL:03-3827-2053
開館時間:9:30 〜 17:00
休 館 日:月曜日、5月5日を除く国民の休日・祝日 年末年始、第3水曜日(資料整理休館日)
【国際こども図書館イベント情報】
■ 子どものためのおはなし会
☆ 毎週土曜日・日曜日(1日2回)
☆ 午後2時(4歳から小学1年生まで) / 午後3時(小学2年生以上) 30分程度
■ ちいさな子どものための絵本の時間
☆ 毎月第3土曜日及び、それに続く日曜日(毎月2回)
☆ 時間:午前11時(30分程度)
☆ 対象:3歳以下の子どもとその保護者 ※子ども1人につき保護者1人でお願いします
■ ゆめいろのパレットV
☆ 2007年9月22日(土)〜2008年1月13日(日)
☆ 午前9時30分から午後5時 【入場無料】
☆ 3階 本のミュージアム
その他、建物や図書館見学ツアーなどもあります。詳しくはホームページをご覧下さい。
http://www.kodomo.go.jp/
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