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アレルギーケーキのルーツを探る

食物アレルギーを持つ子供は、今や乳児の1割といわれています。10人に1人の割合で食物アレルギーを発症する子供、その数は日々増えており、様々な研究が行われていますが、その予防法や即効性のある治療法ははっきりとはしていません。
誕生日や子供の日、クリスマスにひなまつり・・・子供行事に欠かせないアイテムと言えば「ケーキ」ではないでしょうか。しかし食物アレルギーを持つ子供たちにとって、このケーキは大変危険なものでもあります。食物アレルギーの中で、最も多くの子供たちに反応が出ている三大アレルゲン“卵”“乳製品”“小麦”は、どれもケーキに欠かせない材料です。

今回は、小さいころのかけがえのない大切な思い出に美味しくケーキを食べてもらいたい、この気持ちを現実のものにするためにアレルギーケーキの製作に取り組む企業をご紹介します。


シャトレーゼの美味しさの秘密

今回ご紹介する企業は、山梨県を拠点に日本全国にある直売店で工場直送の洋菓子・和菓子・アイスクリームからワインなどの飲料まで、幅広く製造・販売を手掛ける株式会社シャトレーゼです。
シャトレーゼの製品は、徹底した素材への深化を行うことで美味しさを追求をする、これが美味しさの秘密です。
水は日本名水百選にも選ばれているキレ味の白州尾白川の水を、卵は山梨及び近郊から届く生みたて卵を使用し、苺は一年中甘みのあるものを契約農家にて栽培しています。そして製菓作りに欠かせない牛乳は、山梨県の北部八ヶ岳山麓に広がる清里・野辺山の契約酪農家35軒より、毎日しぼりたての牛乳が届きます。 理想を追求した自社での素材作りは、なかなか真似のできないこと。お菓子を通し、たくさんの笑顔に出会いたいというシャトレーゼ社員の思いが、美味しさを形にしています。



ケーキを食べて笑顔になってもらいたい

そんなシャトレーゼ社員の思いから、アレルギーケーキも誕生しました。
今から5年前、アレルギーケーキの研究が始まります。今回お話を伺った商品開発部 竹村氏も、開発研究をした一人で、友人のこどもが食物アレルギーを持っていたのがきっかけで研究開発を始めました。
しかし、アレルギーケーキの試作は試行錯誤の連続。アレルギーの勉強をしたり、アレルギーの原因である卵や小麦、乳製品に変わる素材を探したり…中でも一番大変だったのは、工場での製造ラインだったそうです。
「小売店と違い、工場製造は一度に多くのケーキを作ることができますが、その反面、工場での製作は他のスタッフの全面協力と理解が必要でした。通常の製造ラインを止め、粉が舞わないように空調を止めたり、機械の徹底洗浄を行うなどの管理のもと、商品を製造することが出来たのです。」
最初に販売されたのは卵・小麦を除いたケーキ。アイデアは商品開発部松本亜弥さんによるもの。 卵の代わりに乳たんぱく質、小麦粉の代わりに米粉を、生クリームの変わりに豆乳クリームを使用しています。洋菓子に欠かせない材料を欠いたとき、本来の味に近いものにするのはとても難しいものがあります。米粉はスポンジ独特のふっくらとした食感が弱まり、卵が入っていないことでコクが失われ、生クリームのもつ優しい味やデコレーションは表現が難しくなってしまう・・・しかしシャトレーゼのアレルギーケーキは、本来のケーキとほとんど変わらない、だから美味しいのです。

乳と卵と小麦を使用していないデコレーションケーキ
乳と卵と小麦を使用していないデコレーションケーキ


商品開発部 竹村茂樹氏 シャトレーゼ本社
商品開発部 竹村茂樹氏
株式会社シャトレーゼ


2007年は、誕生日ケーキとクリスマスを含め、年間で1万台を超える注文があり、世の中の需要と共に子供たちの「美味しい」という声もメールなどで竹村さんら商品開発チームに届いているそうです。「はじめて子供がケーキを食べることが出来ました」お客様からのこのメールに、涙しながら技術者としての喜びを感じた、そう語ってくださいました。

2月からは卵・小麦・乳を除いたケーキも販売予定。今後も、少しずつ商品を増やしていきたい考えているそうです。アレルギーの子供が増えている現状とともに、企業や個人店でのアレルギー対応商品が増えています。
「周りの協力がなければ、アレルギーケーキは販売できなかった」という竹村氏。工場での生産は、予想以上の苦労があり、また社員一人ひとりが共感し協力することで、子供たちの「美味しい笑顔」を日本中に増やしている、そんな企業の一面を垣間見ることが出来ました。

アレルギーケーキのルーツ、それはお菓子を食べて笑顔になる、笑顔の数を増やす技術者の挑戦なのではないでしょうか。



【株式会社シャトレーゼ】
http://www.chateraise.co.jp
お客様相談室:0120-005152(9:00〜17:00)


1月のレシピ

☆よもぎのいちご大福(8個分)
カラープログラム
『和』=蓬色

[材料]
《餡子》
小豆250g/三温糖300g/塩5g

《大福生地》
よもぎ粉5g/白玉粉120g/砂糖25g/水あめ10g/水180g/調整用の水〜/片栗粉〜

《いちご》
※いちご以外のフルーツをカットして包んでもOK!

[作り方]

■餡子の炊き方
1.小豆を洗いたっぷりの水で強火にかけ1度沸かし、ザルに上げ湯を捨てます。
2.再び鍋に戻し、豆がかぶるくらいの水を入れコトコトと炊きます。(途中2度ほど差し水をし灰汁を取り除きます。)
3.豆が柔らかくなったら砂糖を2〜3回に分け入れ混ぜ、塩を入れ混ぜます。
4.鍋底に筋が書けるようになったら出来上がりです。

■大福の作り方
1. 耐熱容器に白玉粉、よもぎ粉、水を入れておきます。
2. いちごは洗って水気をよく拭き餡子で丸く包んでおきます。(餡子を厚くつけすぎないように。)
3. 1をダマがなくなるまで手で混ぜます。ダマがなくなったら砂糖と水あめを加えさらに混ぜます。
4. 3の容器にラップをかけ電子レンジで2分加熱し、ヘラでよく混ぜます。
5.その後は様子を見ながら1分づつ加熱してはヘラで混ぜる、を繰り返します。
6. 生地が透き通って、粉っぽさがなくなったら片栗粉をしいたまな板の上に生地を広げ8等分します。
7.6の生地を手の平で伸ばしながら2で作っておいたいちごの入った餡子を包みます。(生地が乾燥しやすいので手早く作業しましょう。)
8.形を丸く整えたら出来上がり。

よもぎのいちご大福
2月のレシピ



2月のイベント案内

なら「緑の風」IN東京 〜あなたのこころのふるさとになりたくて〜
期間:2月2日(土)〜2月8日(金)

【食育教室を開催】
期間中、奈良の特産品である いちご「アスカルビー」や大和野菜について楽しく知っていただくイベントを開催します。
現在参加者の募集を行っております。

2月2日(土)11:00〜、13:00〜、15:00〜
野菜ソムリエの「大和野菜で楽しむベジフル生活」
■大和野菜の紹介、大和野菜クイズ、大和野菜料理の試食
参加費無料、各回先着20名

2月3日(日)13:00〜、16:00〜
アスカルビーを使った親子料理教室
■アスカルビーとほうれんそうのロールケーキ
■大和野菜を使ったベトナム料理「フォー」のレシピ紹介
参加1組:1,000円、各回先着12組24名
講師:潟oンタンフードクリエイション 金子菜都子

参加方法 希望する開催日、開催時間と住所氏名を記入しはがきかFAXで下記へ。
定員になり次第締切とします。
住所 〒150-0021 渋谷区恵比寿1−36−10 奈良県代官山iスタジオ
TEL  03−3461−5550
FAX  03−3461−5520

2月のイベント案内
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