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毎年クリスマスの時期が近づくと、緑と赤のコンビネーションが街を彩ります。
色に囲まれた生活をしている、私達。それは、見る、着るだけでなく食べることにも深く関わっているのです。

昨今、日本人の食事情は、大きく変化しました。
夕食の献立が、パスタだけ、チャーハンだけといった「一品完結型の食卓」は珍しくなく、たとえ何品か並んだとしても、献立としてのバランスが考えられたものではない、その時あるモノや食べたいモノを食卓に並べただけの家庭が多くあります。
また、日々の忙しさから、盛り付けや食器への気遣い、美味しそうに見えることへの配慮、食卓を整えるということがされなくなり、食事を五感で味わうというよりも、直接的な味覚のみで味わうようになりました。

忙しい日々により、デジタル化してしまった日本の食。
食卓から消えてしまった色。
食そのものを楽しむ、という姿勢が、私達の生活から失われつつあります。

「五色の食事」という言葉を知っていますか?
赤・黄・緑・白・黒の五色の食品を一回の食事で摂る、というものですが、その歴史は古く、安土桃山時代に、中国伝来の五色思想に従って始まったものとされています。栄養のバランスがよく、また、それらを一つの食卓に並べることで、彩りが鮮やかになり、目でおいしさを楽しむことが出来ます。

このように、私達日本人は、昔から食への関心は高く、食を色々な角度から楽しむことをしてきました。
彩りを美しくすること、栄養や健康の増進だけが目的ではありません。そこには、食そのものへの関心といった問題も含まれています。

スローフード、という言葉をよく耳にするようになりました。
忙しい生活の中であっても、食卓で人と共有する時間を、ゆっくりのんびり、大切に過ごしたい。それもひとつのスローフード的考えです。しかしそれだけではなく、スローフードとは、「普段口に運んでいる食べ物のことをもう一度見つめ直し、食の楽しみを人類へ呼び戻そうとすること」を目的とした運動でもあります。
スローフードな食生活の一歩を。
今年のクリスマスは、ディスプレイや飾りだけでなく、クリスマスカラーを食卓そのものに取り入れ、目で、身体で、心で、食を楽しんでみませんか?

Text by Eri Kadono


クリスマスカラーで彩るプレートディナー

クリスマスカラーを食材の持つ、自然な色で表現してみました。年に一度の楽しいクリスマス。

この時ばかりは普段のストレスから開放されましょう。
自然の味、自然の色に触れ、心も体もナチュラルにして欲しいと思います。
レコールバンタン講師
手塚和久


○地鶏のフランボワーズリゾット詰め
地鶏胸肉・・・1枚
エシャロット・・・1/2個
ミント・・・適量
フォンドボー・・・200cc
黒粒胡椒・・・適量
米・・・50g
フランボワーズピューレ・・・50cc
ローズマリー・・・適量
グラニュー糖・・・50g
生クリーム・・・適量
ブイヨン・・・200cc〜
バター・・・適量
タイム・・・適量
赤ワインビネガー・・・50cc
フランボワーズホール・・・30g

○長ネギのピューレ
メークイン・・・1個
バター・・・適量
ミント・・・適量
長ネギ・・・2本
プチトマト・・・適量
ローズマリー・・・適量
クリーム・・・40cc
バジル・・・適量

○3種のムース
春菊・・・100g
ペルノー・・・適量
ゼラチン・・・適量
グラニュー糖・・・50g
生クリーム・・・50cc
タピオカ・・・30g
白ワイン・・・50cc
板ゼラチン・・・4g
板ゼラチン・・・1g
ゆかり・・・適量
水・・・150cc

○サラダ
カリフラワー・・・適量
プチトマト(黄)・・・適量
エシャロット、グリーンゼブラ・・・
適量
赤カブ・・・適量
セルフィーユ、ディル、シブレット、イEXオリーブオイル、シェリービネガー・・・適量
胡瓜・・・適量
パプリカ・・・適量
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