「食べる薬=ゴーヤ」って??
赤、緑、黄色。店に並べられた色鮮やかな夏野菜に近づいてくる夏を感じ、梅雨空の中、少し曇った心も晴れやかになります。
これら夏野菜は、見た目のフレッシュさ同様、茹でるだけや生で食べられものも多く、水分の多さから口当たりも良いのが特徴です。体にこもった熱を冷ましてくれるなどの効能もあります。
ナス、キュウリ、トマト、ズッキーニ…と、一口に夏野菜といっても様々ですが、その中でも注目したいのが、ゴーヤ。ゴーヤの栄養価は非常に高く、古くは「薬」として扱われてきました。
まず一つに、疲労回復、食欲増進など夏バテ防止に効果のある、ビタミンCやミネラルが豊富。特にビタミンCは他の野菜や果物に比べ2〜5倍と多く、熱を加えてもほとんど壊れないという特徴があります。そして、ゴーヤ独特の苦味の素となる、モモデルシン、チャラチンという成分には皮膚の老化防止や、血糖値を下げる効果があります。この他にもカロチンやたんぱく質など美容と健康によい成分がたくさん。あの苦味も一度口にすると、癖になりますよね。
数年前からブームになり、今では都内でも1年中手に入るようになりましたが、収穫期であるこの時期が一番美味しく、栄養も豊富に含まれています。
スイーツで広がる、野菜の新たな世界。
今が旬のゴーヤをスイーツにしてみたら…。ゴーヤを使った、夏にピッタリの冷たいスイーツを提案します。「野菜スイーツ」と聞くと"健康的"なイメージばかりが強く、見た目には質素なものと思われがちですが、そんなことはありません。最近は健康&ヘルシーだけでなく、見た目にもこだわった野菜スイーツが人気を集め、野菜スイーツの専門店まで登場しました。
サプリメント感覚で、野菜の持つ効果・効能によってスイーツを選び、ただサプリメントを飲むより、スイーツとして目で楽しみ、食す喜びから満足感が得られる。そんな野菜スイーツは、「キレイになりたい!でもスイーツも食べたい!!」という、女性の心を満たしてくれます。
夏を元気に乗り切るスイーツ「manger les legumes」
今回ご紹介するのも、美と健康にこだわりながらもスイーツがやめられない…、そんな女性のためのスイーツ「manger les legumes」です。
ゴーヤのゼリーに合わせたのは、ハチミツとレモンのゼリー。そして、豆乳のブランマンジェです。ビタミンCとクエン酸が豊富なレモンは美肌効果があり、ゴーヤの苦味にさっぱりとした味わいを添えてくれます。そして豆乳には、女性の味方・イソフラボンが多く含まれていることで有名です。さらに簿他民B1、B2、B6、ビタミンEと、「豆乳=美容ビタミン」といわれるほど多くのビタミンを含み、鉄分は牛乳の10倍にもなります。ブランマンジェの白さとゴーヤの鮮やかな緑色は涼やかで、目にも鮮やかです。
いつもの定番ゼリーに一手間加えて。スイーツで味わう、野菜の新たな楽しみ方を発見してみてはいかがでしょうか。食べたものが、あなたの体を作ります。夏野菜をおいしく食べて、夏を元気に乗り切りましょう。 |
Text by Natsuko Kaneko
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コメント
スイーツ研究室 金子菜都子 |
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今回のスイーツは、ひんやりと冷たく、さっぱりとした味わいで、夏バテには最適の組み合わせに仕上げることが出来たと思います。
ゴーヤの苦味も充分に感じられる、大人のスイーツと言った感じでしょうか。ゴーヤは、特有の苦味も大切にしたかったので、青いものを選びました。苦味を和らげるためにはあまり青くないものを使ってみて下さい。
タイトルの「Manger les legumes」は、野菜を食べるという意味です。水々しい、旬のゴーヤで作る、ちょっと変わったデザートをお試し下さい。 |
レシピ
豆乳…200cc
グラニュー糖…50g
生クリーム(35%)…100cc
板ゼラチン…5g |
レモン汁…18g
ハチミツ…30g
水…100cc
白ワイン…15cc
板ゼラチン…3g |
| ○ゴーヤゼリー |
ゴーヤ(絞り汁)…40cc
グラニュー糖…15g
レモン汁…15cc
水…100cc
板ゼラチン…2g
カットゴーヤ…適量
マスカット…適量
グレープフルーツ…適量 |
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