桜
春の暖かさを感じられる日が、多くなりました。春はもうすぐ、サクラの季節です。
どんな時もサクラを見ると新しいスタートを予感させる、特に日本人にとっては馴染み深い花ではないでしょうか。
満開を迎えると人々はサクラの下で宴を開く、この花見文化のはじまりは平安時代にさかのぼります。暦のなかった時代、サクラの開花は農作業の時期を告げる大切な指標でした。
農民の豊作を祝う祭りが、平安時代に入り嵯峨天皇が宴を催したことで、高貴な人々にも広がったと言われています。
今でも花見文化は大切な行事、とでも言うように現代に受け継がれています。
コミュニケーションの場として、多くの人々が公園や河川などに集まり楽しい時を過ごします。
最近ではホテルやレストランなど、席をとってゆっくりサクラ見物する楽しみ方も人気があります。
ところで、日本三大桜というものが存在することをご存知でしょうか。
山梨県にある山高の神代桜、岐阜県にある「根尾の薄墨桜」、そして福島県の「三春の滝桜」が上げられます。どれも国の天然記念物とされており、毎年多くの観光客が見物に訪れます。
その中でも、三春の滝桜はベニシダレザクラ。このベニシダレザクラは、昔から花や葉を食用として利用していました。
現在市販されているのは八重桜が多いのだとか。
食用方法としては、どちらも塩漬けしたものを使います。今回は、この塩漬けを利用した春色のマカロンをご紹介します。
収穫(旬) 主に使用されるのは八重桜の花。八重桜はバラ科の植物で、人里に咲くので里桜や花びらが多いことから牡丹桜とも言われています。この花びらが多いというのが最大の特徴。
通常の一重桜は5枚のところ、八重桜は10〜50枚持っていると言われています。
そして、桜といえばほのかに色づくピンク色が特徴ですが、八重桜のみ黄緑色をした桜色というものを持ち合わせます。
薄い黄緑の色彩は、黄緑というより白に近いのですが、これが独特の八重桜の美しさを表しています。
塩漬けの桜は、結婚式などおめでたい席に欠かせないサクラ茶に使用されます。
保存方法 塩漬けは、七分咲きのサクラを摘み優しく水洗い、10日間ほど塩漬けにし、2〜3日陰干しして出来上がります。
乾燥したら塩をふり、清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫で保管します。これで約1年持ちます。
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