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NYのクリスマスツリーといえば、ロックフェラーセンターではないでしょうか。
ここのツリーは「世界一大きいクリスマスツリー」として有名で、毎年全米一大きなもみの木を探すため、特別チームが組まれるほど。今年のツリーはお隣のニュージャージー州で育ったもみの木が選ばれました。このもみの木、高さはなんと約22m、重さは9トンもあります。それを飾る10万個の電球。輝かしさ、ダイナミックさは圧巻です。
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世界一大きいロックフェラーセンターのクリスマスツリー

11月30日。ツリーの点灯式が行われました。
毎年、12月の第1週目に行われているのですが、昨年、今年と11月30日に行われています。点灯式は、今やニューヨークの冬の風物詩となっています。ニューヨーカーにとって、年に一度の楽しみ、一大イベントなのです。
そのため、演出にも気合が入ります。毎年著名人がホストを務め、点灯式の模様が全米に中継されます。恒例のミニ・ライブ、今年のスペシャルゲストはロッドスチュワート、シェリル・クロウでした。そして夏に猛威を振るったハリケーンで被害を受けたニューオリンズの子どもたちも点灯式に参加しました。
世界一のツリーはきっと子どもたちにパワーを与えてくれたことでしょう。神戸の有名なイルミネーション、ミレナリオも震災後、その復興を祈って造られました。聖なる夜の光は、時を越え、国を越え、勇気と希望の光となります。
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ロックフェラーセンター前のイルミネーション

続いては、エンパイアステートビルのクリスマスツリーを紹介します。
エンパイアステートビルといえばマンハッタンの象徴。エントランスの壁には、威圧されるくらい大きなシンボルが。そこにさりげなくツリーが飾ってあります。クリスマスツリーは素朴ですが、実は、エンパイアステートビル自体がクリスマスツリーになるのです。
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エンパイアステートビルのクリスマス・デコレーション

エンパイアステートビルのイルミネーションは19種類のパターンがあり、記念日や季節を反映したメッセージ性のあるライトアップが展開されます。この時期のイルミネーションはクリスマスカラーの赤と緑。エンパイアステートビルはNYで一番高い建物なので、こちらはニューヨークで一番高いクリスマスツリーといったところでしょうか?
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エンパイアステートビルのクリスマス・イルミネーション

高いは高いでも、お値段が高いのは5番街に登場するスノー・フレークのイルミネーション。12,000個のバカラのクリスタルを使用して製作されています。
1984年から、5番街を華やかに彩っているスノー・フレークですが、ドイツのライティング・デザイナー、インゴ・マウラーがデザインし、昨年から新ヴァージョンになりました。
風や雨、雪や霜にも強いマテリアルで作られたこの「雪の結晶」は、強い光を放つので、かなり遠くから真っ白い光が見えます。
このスノウ・フレークは非売品ですが、スノー・フレークをフューチャーしたクリスマス・オーナメントが限定で発売されています。
売上金の一部はユニセフに寄付されるそうです。
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バカラのスノー・フレーク


日本ではクリスマスはイベントのひとつという感がありますが、キリスト教徒が国民の約8割以上を占めるアメリカでは、クリスマスは家族で過ごす大切な行事として捉えられています。
クリスマスは、その準備から始まります。家族みんなで、家中を飾りつけ、クリスマスイブの夜には、豪華な食事を囲んで、今年の出来事やこれからのことを話し合いながら過ごします。
ですから、クリスマス当日は大型デパート以外のお店や美術館などほとんどのお店がお休みです。クリスマスにニューヨークに行く機会があったら、ぽっかり空いた時間を利用して、お店のイルミネーションやツリーを巡って過ごすのはいかがですか?
日本とは違うクリスマスの一面が、見つけられるかもしれません。

Text by Hideki Mizutani
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