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ミナミという街

日々、多くの人々で賑わいを見せるミナミ(なんば近辺)。
遡ること昭和5年。高島屋のなんば出店をきっかけに、えびすばし筋、心斎橋へと商店が次々と出店し、人々が往来するようになりました。
太平洋戦争から戦後の空襲にかけて大被害を受けますが、自然と人々はミナミに集まり、物資の流通場所として再生を果たします。
「天下の台所 なにわ」といわれる所以も、異称「魚庭=ナニワ」「菜庭=ナニワ」といわれ様々な場所から、ミナミに向けて流通したからなのです。

一般的に大阪ミナミといえば、いかにも大阪らしい街。バイタリティーあふれる街をして知られていますが、昔から、「衣・食・住」に敏感な老若男女が情報や刺激を求めて集まる場所だったのです。もともとの経緯もあり、ミナミに集まる人はコミュニケーションを大切にし、人や物に優しい人が多くいます。変わりゆく時代の中で、未来に向けたミナミのあり方。それは、今までの大阪らしさである人情味あふれる部分を残しつつも、人と環境に優しい街として進化していくことです。

なんばパークスとは

地球の一部を切り取ったガイアラインをベースとしたこの施設には、オフィスタワー、公園、商業施設があります。ショッピングや飲食を楽しむことはもちろんですが、ただの複合ショッピングセンターでは終わらず、ミナミのターミナルポイントとして人々の癒し、交流の場として愛されています。
なんばパークスは「place making=経験の場」というコンセプトのもと、ジョン・A・ジャーディー氏によりデザインされました。若者の新たなカルチャースポットである「湊町リバープレイス」や厨房機器など商店雑貨を扱う「道具屋筋」。そして、古きよきナニワの商店街「千日前」など様々な場所へのアクセス良く行くことが出来ます。
「衣・食・住」の環境が整うこのエリアは、地域や時代に溶け込み、大阪の新しい玄関口になっています。
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バラエティーに富んだショッピングモール

ショッピングモールも魅力の一つ。
名店として名高い「サッド・ポンテベッキオ」では、パークスでしか食べられない本場のナポリピッツアが食べられたり、
全国各地の「麺」が食べられる「大阪ヌードルシティ」やフランスの紅茶専門店「ニナス」など、
欲張りな胃袋を満たしてくれる店舗ばかりです。
その他にも雑貨やお花、洋服など、一箇所に様々な店舗が集約され、楽しめます。
「大阪ヌードルシティ」では、期間限定イベントとして4月9日まで「デザート・オブ・ザ・イヤー」が開催されており、
全国各地のデザートが楽しめます。
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大地を切り取るデザイン 道具屋筋商店街

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湊町リバープレイス


第2期計画がスタート

現在「なんばパークス」は、更なる進化が始まっています。 第2期の計画がスタートしており、平成19年には商業施設の拡大と共に、シネマコンプレックス(複合映画館)がオープンします。 第1期では、約8000㎡の屋上を緑化し「癒し」の空間を提供した「パークスガーデン」。 第2期には約3,500㎡の公園を整備し、合計11,500㎡の広大な「都会の杜」が完成します。 都市化が進むにつれて便利になっていくのと同時に、「ヒートアイランド」などの問題も抱えるこの土地で 大阪らしさを残しつつも、環境に優しい都市計画が進んでいます。
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長く続くショッピングストリート

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気持ちいいオープンカフェ


楽しむ仕掛けも充実

パークス内には、コンセプトである水、緑、光をイメージした仕掛けが沢山あります。
4階部分から流れ落ちる水のカーテンや、池から吹き出る霧の幻想的で神秘的な演出。
月をイメージしたパークスムーンが演出する、音と光のファンタジー。
近くのエレベーターは、2台同時に同じフロアに到着するといつもと違った音を奏でます。
大地をイメージしたキャニオンでは、地中に埋もれた鉱石をイメージしたライトが大地の鼓動のように点滅します。
このように色々な場所で何気ない演出が、来る人を楽しませてくれます。

特に夜になると光と水の演出がシンクロし、更にムードが高まります。
都会の喧騒を忘れさせてくれるこの演出が、更に訪れる人々に癒しを与えてくれます。

街づくり

なんばという、コテコテの大阪のイメージ、雰囲気を残しつつこのような新しい施設が出来ていく。
これこそ、大阪という街の進化系なのではと思います。
この先もキタ(梅田)エリアの再開発など、多くの地域で進化を遂げていく大阪エリア。
どんなに開発されても引き継がれ続けていく、大阪独自の文化。
いつの時代も独自性はなくしたくないものです。しっかりと引き継いでいくのは、私たち関西に住む人の「キモチ」なのでは
と感じました。
街だけではなく、「文化」や「キモチ」を伝えていくこと。今後、発展と共に面白い街になっていく鍵だと思います。

「なんばパークス」
http://www.nambaparks.com/index2.html
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平成19年には更に緑あふれる街へ


Text by Tetsuro Ichida
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