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タイ・フェスティバルの魅力は、何と言ってもタイの様々な文化に触れられること。雑貨や食料品などの物販店が多数出店し、そこはもうタイのマーケットさながら。ステージではタイを代表するアーティストのライブや民族舞踊を観ることが出来ます。
中でもやはり注目したいのは、都内近郊の39店ものタイ料理店が出店したフード・ゾーン。
同じメニューでも、それぞれ特色があるので食べ比べることが出来、楽しみ方のバリエーションも様々です。

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まずは、「トムヤムクン・ラーメン(¥500)」を。タイ料理の定番、トムヤムクンをベースにしたラーメンは、独特の“酸っぱ辛さ”がたまりません。チキンやエビのうま味が出ているスープに、パクチーが香りを添えます。後からじわじわとくる辛さも病みつきになる理由の一つですよね。
そして、次に「バジルと鶏ひき肉のかけご飯(¥500)」を食べました。通称・ガパオと呼ばれる料理は、ナンプラーの香りとピリリと効いた唐辛子の辛さとが食欲をそそる一品。タイでも一番人気のメニューなのだとか。タイバジルの風味が鶏ひき肉や卵、野菜と絡まって、絶妙な美味しさです。その他、パッタイ(タイ風焼きそば)やグリーンカレーをはじめ、かなりレアなタイ・フードまで、全て500円以下という低価格で堪能出来ました。

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料理だけでなく、タイの食材やフルーツ、加工食品などの販売も充実しています。中でも、今年一番の注目とされていたのが、近年日本でも人気の高いタイ産のフルーツ。タイの農業普及局やチャンタブリー農業共同組合などが出店し、マンゴーやドリアン、グアバなどが販売されていて、試食などもさせてもらえます。
今回初めて食べたのが、「スウィートタリマンド」と呼ばれるフルーツ。果皮は茶色く、形は空豆のよう。果肉は軟らかく、赤がかった茶色をしていて、ナッツのような甘みのある香ばしい味がしました。
ボールのようなかわいらしい形をしたマンゴスチンは、ライチのような味わいで、しっかりとした甘み。タイ料理は辛さが特徴なので、デザートは「ちょっと甘いかな」くらいが調度良いバランスなのかもしれません。

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すっかりタイのムードに酔いしれて、「何だか家でも作ってみたいかも…」という気持ちになる人も多いのでは?もちろん、近所のスーパーでは手に入りにくい食材や香辛料などが、低価格で購入できるお店が多数あります。訪れた「ユウキ食品」では、ナンプラーやココナッツミルクをはじめ、ペースト調味料やスパイスが豊富に揃っていました。スイート・チリソースやナンプラーが50円、100円で買えてしまうのは、タイ・フェスティバルならではと言えます。
その他、シンハービールやタイ米販売のブースなども設置され、タイの食文化をまるごと感じることが出来ます。

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今年の「タイ・フェスティバル東京」は、大好評のうちに幕を閉じました。
東京では、毎年数多くの国際的なフェスティバルが開かれています。5月20日・21日は日比谷公園にて、アフリカン・フェスタ、6月1日には全国的にアペリティフの日として、フード・フェスティバルが開催されます。
そこで中心となるのが「食」。こうしたイベントでは、普段は味わえない本場の食を楽しむことが出来ます。

広がり行くグローバルリズムの中で今、食文化は均一化されつつあります。固有の食文化を大切にする必要性が問われ、「スローフード」や「地産地消」といった動きが注目されるようになりました。
そこで大切になるのは、「自身の食文化を知り、そして様々な外の食文化を知る」こと。
食文化をはじめ、その国の雰囲気そのものを味わえるフェスティバルは、その一歩を踏み出す良いチャンスとなるのではないでしょうか。


タイ・フードフェスティバル
※東京での今年の開催は終了してしまいましたが、5月27日・28日には、場所を名古屋に移し開催される予定です。
http://www.thaifestival.net/

アフリカン・フェスタ
http://www.africanfesta.com/

アペリティフの日
http://www.franceshoku.com/aperitif/


Text by Eri Kadono
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