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| アリーグル市場はパリ12区のメトロ“Ledru Rollin”駅と“Faidherbe Chaligny”駅の間に位置しています。月曜日を除く毎日朝早くから午後一時頃まで、たくさんの食料・衣料品店が軒を連ね、特に週末は店の数が平日よりも増え、多くの人々で賑わっています。人気のあるお店の前には長?い列ができ、馴染みのお客とお店の人の間では親しげな会話が交わされています。18世紀からあるこの市場、屋外の他にも屋根付きの建物の中にさらに多くの店が並びます。この建物の中にある市場は“Beauvau市場”という名称ですが、屋内・屋外全ての市場をひっくるめてアリーグル市場と呼ぶのが一般的なようです。 |
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| アリーグル市場はパリ12区にあります |
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| 一番多いのは野菜や果物を売る店ですが、その中でもハーブ類を中心に売る店、根菜ものだけを売る店等、専門店に別れています。その他には花屋、魚屋、肉屋、チーズ・乳製品の店、乾物・調味料の店、衣料品店、そして少し離れたところには骨董市場まであるのです。この市場をじっくり散策していたら時間が経つのもあっという間。週末は朝十時以降はものすごい人混みなので、ゆっくり市場を楽しみたいのなら朝早く訪れた方が良いでしょう。活気のあるお店の人のかけ声を聞くのもまた楽しみのひとつ。皆それぞれ気のきいた台詞を大声でさけび、それにつられてお客さんが寄って来るというもの。例えば買ったお花を抱えて肉屋の前を横切っていたら、「お花もいいけどこのラム肉の方がもっといいよ!なんていったって食べられるんだからね!」なんて楽しい言葉をかけられたら、つい今夜はラムステーキにしようかな、と思ってしまいます。 |
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| 新鮮で色鮮やかな野菜や果物 |
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| アリーグル市場ではかなり新鮮なお魚が手に入ると言われています。スーパーでラップに包まれて売られている切り身のものとは、鮮度が全く違います!もちろんその種類の多さにもびっくり。おいしそうなマグロを見つけたら、日本人だったら是非お刺身で食べてみたいと思う事でしょう。フランスならではのご馳走、牡蠣も食べごろの季節になると店頭に山積みに陳列されます。高級レストランで食べるのもいいけれど、市場で購入した牡蠣をお家でゆっくり味わうというのも素敵です。既に塩ゆでにされた美しいオレンジ色の海老は、前菜にぴったり。フランス人のチーズ好きにはいつも驚きますが、ここの市場でもものすごい量のチーズを購入するお客さんがたくさん。お店の人が「今日は珍しいチーズがあるよ」と薦めてくれる新しい種類の味を発見するのも、また楽しみのひとつです。 |
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| 美味しそうな海老 |
チーズの種類も豊富 |
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| パリではちょっと歩けば必ずどこかにお花屋さんがあるのですが、フランス人の生活の中には本当に自然に花や植物が入り込んでいるのです。市場でも野菜やお肉の入った袋をさげて最後にお家を彩る花を購入する人の姿が良く見かけられます。花でも野菜でも、やはりここの市場は何でも新鮮!たとえばインゲン豆のそのふっくらつやつやした鮮やかな緑色の様子は、スーパーのそれとは比較になりません。新鮮なものもあれば古いものもあるのがこの市場。パリの古い骨董市場と言えば、クリニョンクールやヴァンヴ等がありますが、このアリーグルの骨董市もなかなか掘り出し物があるのです。一見ガラクタに見えるオブジェの中には、かなり珍しい骨董品が隠れていたりする事も…。 |
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| 屋内市場のお花屋さん |
骨董店は路面に並んでいます |
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| さて、“マルシェの立つ地域の周りには美味しいレストランが軒を連ねる”というお決まりの方程式は、ここアリーグル市場でも成り立ちます。市場を散策してお腹が空いたら、たくさんあるレストランの一軒を選んで席につきましょう。今回入ったのは、開店してまだ8ヶ月という新しいお店“La Gazzetta”。テラスを開放しているので明るい光がさんさんと店内に差し込み、とってもリラックスした雰囲気。地中海スタイルを取り入れた内装は、どこか懐かしい気分にさせてくれます。お店のスタッフも皆笑顔でとっても親切。お料理に関しての質問にもきちんと答えてくれます。こだわりのワインリストも人気です。お食事以外にもサロン・ド・テとして、ちょっとお茶とケーキを、という利用もできますよ。 |
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| レストラン
“La Gazzetta” |
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お昼のメニューは前菜+メイン、またはメイン+デザートで14ユーロとなかなか良心的なお値段です(しかもボリュームたっぷり!)。メニュー以外にも単品料理がオーダーできます。オススメはクリスピーな生地のピザ!サクサク素材の薄いピザなので、サイズは大きくてもペロリといけます。素材の品質にこだわったお料理を提供するこのお店、シェフの信念は“良質素材&アイデア”だそうです。なるほど、ひとひねりあるメニュー内容はどれも興味をそそられるものばかり。このお店を開店させるにあたって場所選びが大きな条件となり、“庶民の集う活気ある地域”という条件にかなったのが、ここアリーグルだったそうです。こんな素敵なレストランがどんどん増えれば、さらに足繁く通いたくなるアリーグルの市場です。
LE
MARCHE D'ALIGRE
Place d'Aligreとその周辺
75012 Paris
LA GAZZETTA
29, rue de Cotte
75012 Paris
lagazzetta.com |
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| Souris d'agneau aux épices et semoule |
Pizza Coppa |
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一週間、通勤・通学で疲れた身体、週末ぐらいはお昼近くまで寝てゆっくり休ませたい…という方も多いと思いますが、眠たい目を覚まして早起きし、マルシェに出掛けたらその活気に眠気も吹っ飛んでしまう事でしょう。週末はアリーグル市場に出掛け、ブランチは市場周辺のレストランで、というスタイルはパリっ子の中では結構定番みたいですよ。
Text by Ayumi Yamada |
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