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都大阪環状線の電車のドアが開く。ホームに降り立つと、漂う焼肉の匂い、白い煙。お腹が減ってきたことをいきなり意識させられる…、そんな駅が鶴橋駅です。
3万規模、5万規模とも呼ばれる国内最大級のコリアン・タウンとして有名な鶴橋では、韓国に行かずして多くの韓国食材や民芸品が手に入れることが可能です。先程の焼肉の匂いも本場韓国直伝なので、味は絶品この上なし。炭火やそれに滴る脂とタレの旨みを味わってしまったら、鶴橋以外では食べられないくらいヤミツキになるでしょう。

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中でも、鶴橋市場へ来たら、まず行ってもらいたいのが焼肉店が、「鶴一」。鶴橋に来て、この名を知らなければモグリといわれてしまうくらいの有名店です。もちろん焼肉以外にも、今流行りの立飲み風と様々なお店がありますが、どのお店へ行ってもおいしいのは間違いありません!
鶴橋風月本店のこだわり素材や、本場のキムチやチャンジャが手に入る豊田商店にも是非寄りたいもの。ここでは、一風変わった創作系メニューではなく、「定番」を堪能することをおススメします。そして、最後はやっぱりスイーツ。口直しには、知る人ぞ知る「カナリヤ」のパフェを食べるのがツウといったところでしょうか。
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鶴橋の魅力は、「韓国」ばかりではありません。コリアンフードのメッカであり、キムチや焼肉などに目を奪われがちですが、鶴橋市場は鮮魚店が多く、また西日本の代表的な“ブランド肉”が集まる市場としても有名なんです。
皆さんご存知の王道「松坂牛」をはじめ、九州からは「宮崎牛」、その他「神戸牛」や「讃岐牛」など、手に入らない銘柄の肉はないといっても過言ではない品揃えを誇ります。
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また、この鶴橋の地は、今は亡き、あの司馬遼太郎氏が新米新聞記者時代に住んでいたり、作家の崔洋一が生まれ育った場所でもあります。鶴橋という独自の文化に触れることが、のちの作品にも多大な影響を与えているといえるでしょう。

大阪でも数少ないコテコテっとした人情のある地の一つ、鶴橋。ここでの生活は、異国の文化と忘れさられようとしている人情の両方とに触れることができる街といえます。
こんな場所が、大阪の二大繁華街ミナミからも近鉄電車・地下鉄で10分かかることなく着けるのというから驚きですよね。
鶴橋の地は、味にしても見た目にしてもかなりのインパクトを受けると思いますが、懐に入ってしまうとかなりはまってしまうのでご注意を!!
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最近の少子・高齢化社会を背景にしての、「食」への関心度は、今後益々高まるばかり。
現代の社会の中において、提供する食べ物が「新鮮」「おいしい」事は、当然です。
そしていかに安全であり、お客様に安心を与える事が出来るかが使命となります。
そのような文化を提唱しつづけ50年。今日も鶴橋市場のみなさんは活気に満ち溢れています。
「人情」とは…。
特に他人への思いやり。人間としての自然に表出される感情。
日本人が大事にする心の一つ。特に江戸時代において顕著に見られ、明治期以降は段々と希薄化の傾向を辿る。
買い物と言えばスーパーとコンビニが全盛の時代ですが、大阪には今も昔ながらの人情・風情を残す卸売市場があちこちにあります。
「ふれあい」の魅力を見つめなおし、「安心」求めて市場に出かけてみませんか?

Text by Ichiro Ueda
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