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| 「甘い朝食」…実は短時間でちゃちゃっと食べるのが現実。というのも、フランスでは朝食は簡単に済ます事が多く、調理しなくて良い物が主流だからなのです。通勤・通学前の時間のない朝には、クッキーやシリアルバーも良く朝食として登場します。クッキーはおやつに食べる物よりも栄養が含まれているものが、一日の活力となる朝食には向いているようです。それをカフェオレに浸して食べるのがフランス流。クロワッサンやその他のパンもカフェオレに浸して食べていますね。ちなみにお店で飲むエスプレッソのソーサーに添えられているミニチョコレートも、もちろんカフェに浸して食べます。 |
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| 朝食には欠かせないカフェオレ |
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| フランス人が良く朝食に食べるのが「タルティーヌ」です。これは小さいトーストもしくは固めのラスクのようなものに、好みのジャム等を上にのせたもので、フランス人なら誰もが大好きな「ヌテラ(ヘーゼルナッツとカカオのペースト)」をたっぷり塗ったらもうこれは立派なフランス式朝食!ヌテラはフランスパンにはさんで塗ったり、クレープに塗ったり、熱々のゴーフルの上にのせたり、本当に良く消費されています。トーストの上に塗ってオーブントースターで少し焼くと、さくさく生地のクッキーの様になって美味しいですよ。 |
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| 好きなジャム等を塗って食べるタルティーヌ |
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| でもあの有名なクロワッサンとカフェオレという組み合わせは?実はフランスの昔からの風習では、一週間のうち平日は上記のようなタルティーヌ等を朝食とし、週末はゆっくり朝寝坊して近所のパン屋さんにクロワッサンを買いに行くそうです。パンはクロワッサンの他にもパン・オ・ショコラ(チョコレートパン)、ショッソン・オ・ポム(りんごペーストのパイ包み)、パン・オ・レザン(ぶどうパン)、ブリオッシュと色々なパンが朝食に選ばれます。現在でも忙しい朝には手早く食べれるものが好まれ、週末はゆっくりたっぷり朝食というスタイルは受け継がれているようです。 |
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| さくさくの焼きたてパン |
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| 飲み物はやっぱりカフェが良く飲まれています。朝は特にカフェオレの方がエスプレッソよりも好まれています。子供達は「ネスクイック」と呼ばれるミルクココアのような物を飲んだり、その他にも「シコレ」というカフェイン抜きのコーヒー的な飲み物(植物からできています)もあります。バタバタ時間のない朝は、学校や職場に着いてからコーヒーを飲む人も居ます。家から持参したビスケットや、途中で立ち寄ったパン屋で購入したクロワッサンを一緒に食べつつ、昨日起こった出来事を同僚におしゃべりしながら朝ごはん、というのもよくあるスタイル。 |
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さて、たまにはちょっとゆっくりとプティ・デジュネを取ってみようかな、と思ったら近所のカフェやサロン・ド・テに行ってみましょう。必ず朝食セットがあるはずです。大抵がクロワッサンと飲み物のセットですが、パンのチョイスが豊富なところでは、自分好みの朝食スタイルが実現します。こちらはルーヴル美術館の裏手に位置する『CADOR』。パンだけ購入して散歩しながら食べるのも良し、奥のテーブルで運ばれてくるカフェオレを飲みながらゆっくりと朝食を楽しみながら、今日一日の予定を決めるのも良し、自分流の朝食スタイルを探してみましょう。
CADOR
2, rue de l'Amiral Coligny
75001 Paris |
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| 『CADOR』外観 |
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ごはんにお味噌汁という日本スタイルの朝食とはかけはなれたフランスのプティ・デジュネ。現地に居ると不思議とコーヒー好きになってしまう為、そのコーヒーに合う甘い素材の食べ物がコンビとなるわけです。そしてやっぱり焼きたてさくさくのパンとカフェオレの相性は抜群です。世界各国、いろんなスタイルの朝食がありますが、フランススタイルのプティ・デジュネは不滅です。
Text by Ayumi Yamada |
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