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今回レポートするクルーザーは、「CONCERTO(コンチェルト)号」。ちなみに客船にもジャンルがあり、なじみ深い遊覧船から「飛鳥U」など、世界を旅するクルーズ旅客船まで様々です。今回のコンチェルト号は”レストラン船”というジャンルなので、当然料理に力が入っています。しかし、提供している料理が、フレンチではなく中華、いわゆる”ヌーベルシノワ”というところが、いかにも中華街のある神戸の客船ならでは、ですよね。 osaka_061211_01.jpg


船内にアシを踏み入れれば、聞こえてくるサックスの生演奏に、あっという間に非日常の世界へ引き込まれます。船名の「コンツェルト」とは、イタリア語で「協奏曲」。その名の通り、料理に加え、ジャズやクラシックの生演奏といった、本格的な音楽とともにクルージングを愉しむことが出来ます。バースデーパーティーやウエディング、そしてクリスマスなど特別な日を素敵に演出するのに最適といえるでしょう。 osaka_061211_02.jpg


さて肝心のお料理の方ですが、コンチェルト号の総料理長を務めるのは香港出身で中国料理界最高峰の中国烹任大師の認定を受けた鍾 戚榮(チョン・チェ・ウィン)シェフ。その料理は、選び抜かれた瀬戸内の季節の食材をふんだんに使い、広東料理を斬新にアレンジしたヌーベルシノワです。そもそも瀬戸内は、魚介をはじめ神戸牛、丹波地鶏など西日本有数の食材の宝庫。鍾 シェフの技術と新鮮な食材の組み合わせに魅了された常連客が、多数存在することにも納得させられます。食事をコースからビュッフェスタイルまで、お好みのスタイルからチョイスできるのもうれしいですよね。
ついつい美味しい食事に夢中になってしまいがちですが、その食事が佳境に差しかかるころ、船から望む、ライトアップされた明石海峡大橋は必見です。

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今回は、普段のコンツェルト号をご紹介していますが、もちろんクリスマスイベントもあります。キャンドルの灯された幻想的な空間で、JAZZを聴きながら愉しむ「ホワイトクリスマスクルーズ」は、12月23日〜25日の限定企画です。
イルミネーションに彩られた街を、海の上から眺める・・・。船上のクリスマスは、港町、神戸ならでは。一度お試しいただきたいと思います。
http://www.kobeconcerto.com/index.asp
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コンチェルト号の、この時期ならではの上級編的愉しみ方をもうひとつご紹介します。
冬の神戸最大のイベント「神戸ルミナリエ」が今年も12月8日(金)〜12月21日(木)に開催されますが、毎年期間中に約500万人の人が訪れるというこの神戸の冬の風物詩をコンチェルト号船上から観覧することができるのです。
もともと神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めたイベントであり、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年12月以来毎年開催されています。
ディナークルーズオンリーも愉しいですが、この機会に追悼の意と再生の誓いを込めつつ、船上から神戸の街とルミナリエの灯をのぞんで心静かな一時を過ごしてみてはいかがでしょうか?



Text by Shinchi Fujita
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