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公現祭とは、人としてこの世に現れたイエス・キリストが、その神性を人々の前で示したことを記念し、当方の三博士のキリスト礼拝を記念するキリスト教の祭日だそうです。この時期どこかのお家にお呼ばれすると、デザートとして大半はこのガレット・デ・ロワが登場すると言っても過言ではないでしょう。また、お呼ばれしてデザートを持っていくとしたら、このガレット・デ・ロワを持参する人が、これまた大半なのではないでしょうか?それほど皆に親しまれているこのパイ菓子。お菓子としてはシンプルなものですが、その食べ方のオリジナル性が人気の秘密?
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ラデュレのガレット


ここで正しいガレット・デ・ロワの楽しみ方をご紹介:
1)なるべく大勢でいただくのが楽しい食べ方です。まず皆でガレットを囲んでわくわく感を募らせましょう。
2)集まった人のなかで一番若い人がテーブルの下に隠れます。
3)他の誰かがガレットを人数分に切り分けます。
4)切り分けたガレットひとつひとつを、『これは誰に?』と前述のテーブルの下の人に聞き、そのテーブル下の人はガレットを見ずに『これは誰々に』と指名します。

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パン屋さんやお菓子屋さんの店頭に並ぶガレット


そして自分のガレットにフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形を見つけた人が王様となります。王様は女王様を選びます。フェーヴを女王様として指名したい人の飲み物のグラスに落とせば、それでOK。王様はガレットを購入した時に付いてくる、紙の王冠をかぶって王様ぶりを発揮しましょう!このガレット・デ・ロワはフランスに住んでいれば、この時期何回も食べることになるので、その分王様になる確率も高くなるというもの。王様になったらラッキーなわけですから、皆に祝福してもらいましょう。

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フェーヴ


ガレットの中に入っている“フェーヴ”とは、もともとそら豆の意味で、その昔ガレット・デ・ロワの中には本物のそら豆が入っていました。19世紀頃、パリのお菓子屋さんがそら豆の代わりに陶製の小さな人形を入れた事からそれがブームとなり、現在ではマリア様や東方の三博士、ロバや天使といった様々な形のフェーヴをみかけるようになりました。このフェーヴのコレクターもたくさんいるようです。さて今回のフェーヴは、、、これはどう見てもロシアの人形マトリョーシュカ?ペンダントヘッドにもなるちょっと大きめのフェーヴです。

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このフェーヴはロシア人形?


今回はラデュレの特製ガレットに挑戦してみました。もともとはシンプルなパイ菓子ですが、近年ではなかなか工夫を凝らしたバージョンも続々登場しているようです。チョコレート風味や抹茶風味のガレットなんていうオリジナルなものも、、。このラデュレのガレットは、ココナッツクリームがアーモンドペーストに混ぜてあり、さらにパイナップルの果肉も入っています。ほんのりと香るラム酒の風味がアクセントになった変わりガレットですが、さくさくのパイ生地の美味しさはさすがラデュレです。次回はどんなガレットをいただきましょうか、、、? paris_070110_05.jpg
王様になった人は王冠をかぶりましょう


ガレット・デ・ロワが街に出回りだすと、一年が始まったなぁ、という気持ちになります。日本のようにお正月休みを重視しないフランスでは、元旦のみお休みで、ヴァカンスを取っていない人は2日からいきなり仕事始めです。おせち料理のようなものもないので、このガレット・デ・ロワの行事は新年を表すシンボルと言って良いかもしれません。


Text by Ayumi Yamada
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