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まずはオーベルジュ。木が多い茂る道の途中、フランス料理店“オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ”はあります。夏を迎え、青々と茂る木々の中にあるレストランは、都会の謙遜を離れ静かな空間を作り出します。今回お食事を頂いたのは、レストランの奥にあるMaison。ウェディングパーティーを行うこともできる、プライベート空間です。別荘を改造した建物は、靴を脱いで入ります。リラックスした気持ちで、オーナーが世界中から買い集めたインテリアに囲まれながら、優雅な気分でお料理を待ちます。

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オーベルジュ・ド・プリマヴェーラMAISON店内


まずは、食前酒。軽井沢の山中に実る“五味子”という赤い実の入ったグラスに、シャンパンが注がれます。美しいルージュカラーのシャンパンは、イタリアのASTIに似た甘みがあり、お酒が苦手な方にもおすすめです。五味子は漢方薬にも使われる実で、肝臓によく効きます。噛むとピリッとスパイシーな味わい。甘いシャンパンにアクセントを加えます。

続いては、前菜。お皿をキャンパスに、色鮮やかな野菜やハーブを盛り付けたお料理は食べる者をわくわくさせます。鮎のリエットは、独特の苦味が夏を感じさせ、ナスの甘味とよく合います。トマトのパイは、そのトマトの甘さに驚きます。さくさくのパイと合わせていただくと、酸味と甘味、バターの香りとパイの食感を一度に楽しむことができます。

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オーナーシェフ小沼康行氏 五味子のシャンパン

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千曲鮎リエットの茄子詰め
香草ソース メルバトースト添え
究極トマトのタルトと佐渡産タコのグリエ2色ソース


そしてメインのお魚料理。肉厚のホタテにのっているオレンジは、ホタテの卵巣を裏ごししてサフランで色をつけたものです。ホタテのうま味を引き立てます。
ズッキーニの中にはホタテのムースが入っています。ふわふわのムースは、口の中ですぐに溶けてしまいます。ズッキーニはレストラン自家栽培のもの。新鮮だからこそ、花の色や茎の緑がとても色鮮やかです。東京ではなかなかお目にかかれない大きさでした。
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ホタテ貝のコライユのせ添え キャベツと白トリュフのソース


そしてデザート。地のフルーツをふんだんに使ったデザートは、贅沢なコースの締めくくりにぴったりです。フルーツのサラダにはベリーやスイカ、桃やすももなど、沢山の種類のフルーツにココナッツアイスクームをのせ濃厚な味わいです。ブランマンジェはデラウェアの酸味と甘味でさっぱりとしたデザート。デラウェアは皮をむいているので、黄緑色がブランマンジェをさらに引き立てます。
最後はハーブティ。ストロベリー風味の紅茶にカモミールなどをブレンドしたオリジナル。色もほんのりピンク色で、口の中をさっぱりとさせてくれます。

窓を開け放った室内は、時折聞こえる鳥のさえずりや風の音以外、聞こえるものはありません。しっとりと静かな空間は、心を穏やかにしてくれます。東京のレストランとは違う、フレンチの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。オーベルジュとは、宿泊できるレストランのことです。もちろんこちらのレストランにも宿泊施設があります。
こちらもオーナーが世界中で買い付けたセンスのいいインテリアが置かれ、一部屋ずつ違うインテリアに、「次はどんなお部屋だろう」と何度も訪れたくなります。宿泊客にうれしいのは、本格的なワインセラーで好みに合うワインを選ぶことができること。普段の生活を忘れ、都心から少し離れたところで味わうバカンス。そんな贅沢な時間を過ごすことができるオーベルジュです。

プリマヴェーラ
Auberge de Primavera
オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ
〒389-0103
長野県北佐久群軽井沢町1278-11
TEL:0267-42-0095
http://www.karuizawa-primavera.com/
定休日:水曜(サマーシーズン7月15日〜8月31日を除く)及び2月中
営業時間:ランチ 12:00〜14:30(ラストオーダー)
ディナー 17:30〜21:00(ラストオーダー)
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フルーツサラダ アーモンド風味のブランマンジェとデラウェアのコラボレーション


軽井沢は、昔から多くの著名人に愛されてきました。日本人だけでなく、世界のセレブもこの地を好んで訪れています。ジョン・レノンもその一人。世界的に有名なこの方も、軽井沢で夏の休暇をすごされました。今でも、彼のファンが数多く訪れるお店を2件ご紹介します。

まず、ご紹介するのはジョンが散歩がてら毎日自転車で買いにきた“フランスベーカリー”のフランスパン。今でもジョン・レノンが食べたフランスパンとして多くの観光客が訪れます。

フランスベーカリー
軽井沢 フランスベーカリー
〒389-0102 長野県北佐久群軽井沢町軽井沢618
TEL:0267-42-2155
http://www.french-bakery.jp/
定休日:木曜(夏期は無休)
営業時間:am8:00〜pm6:00
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ジョン・レノンが愛したフランスパン


そしてもう1件、ジョンファミリーがコーヒーを飲みに来たという“離山房”。当時を知る槇野あさ子さんにお話を伺うことができました。「ジョンはとても優しい人でした。息子を一生懸命育てようと、この軽井沢で過ごすときは主夫になっていたんですよ。」いつもテラスでコーヒーを2杯飲んでいたそうです。

離山房
長野県北佐久群軽井沢町長倉820-96
TEL:0267-46-0184
定休日:不定(11月下旬〜3月休業)
営業時間:am9:00〜日没まで
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離山房


訪れた人は、誰もがのんびりしてしまう。
そんな素敵な環境を守り続けている軽井沢の人々。
人をもてなす心遣いに溢れた土地に、ゆったりとした空気の流れを感じに
是非、軽井沢へ訪れてみてください。


Text by Yuri Suzuki


最後に、軽井沢の最新イベント情報です。

◆フードフェスティバル『Cu-Cal』in軽井沢
「Cu-Cal(クーカル)」とは、日本各地の有名レストランや有名シェフのオリジナルメニューが軽井沢に集結する、期間限定の夢のようなレストラン。 15,000人以上お越しいただいた2006年夏の「Cu-Cal」に続いて、2007年は更に充実した内容で軽井沢チャーチストリートにて開催!

〒389-0102 軽井沢町軽井沢601-1
チャーチストリート2F
TEL:0267-42-2708 
定休日:不定日
営業時間:11:00〜21:00(LO.20:00)
開催期間:2007年7月15日 (日)〜9月24日(月)
http://www.cucal.net/2007/
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