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エッフェル塔を目の前にして、シャイヨー宮の右翼部分には海洋博物館と人類博物館。左翼部分にはシャイヨー劇場とフランス文化財博物館があります。
このフランス文化財博物館は工事の為、五年間もの間閉鎖されていましたが、シネマテークと映画博物館がベルシー地区に移動した事もあり、今年の九月十九日に建築・遺産博物館として生まれ変わりました。
中世から現代までのフランスの建築物を8000平米ものスペースに展示しており、一階の模型部門には、フランスの歴史的建築物を原寸大に再現したものがあり、その精密さと雄大さに圧倒されます。その他にも絵画部門、近代・現代建築部門と展示コーナーは分かりやすく区別されており、大人だけでなく子供達にも大変人気の博物館となっています。

CAFE CARLU 内観
CAFE CARLU 内観


さて、この大きな博物館を訪れた後(もしくは訪れる前)に、左手の入口を通り過ぎた奥にあるカフェ、CARLUに行って見ましょう。こちらのカフェのメニューは、Marc Veyrat氏が監修しています。
ミシュランの三ツ星を二回も獲得した過去を持つ、このサヴォワ出身の有名シェフの名前がそのまま付いたサンドウィッチ“Marc Veyrat”は、新鮮な素材をたっぷり使っており、ボリュームもたっぷりで満足感いっぱい。
その他にも、日替わりメニューやおかずにもなるタルト等、どれを選んでもアタリのラインナップです。透明の容器にきれいに入った野菜サラダや前菜パスタも人気の商品です。
ドリンクもデザイン感覚あふれるボトルに入ったミネラルウォーターや、フレッシュジュース、可愛い絵柄の容器のヨーグルトドリンク、といったように、美術館のカフェにふさわしい品揃え。
サンドウィッチMarc Veyrat
サンドウィッチMarc Veyratは、人気の一皿


カフェの内装は赤と白で統一され、モダンかつキュートな雰囲気。セルフサービスタイプのカフェですが、サービスもしっかりとしており、ゆっくりとくつろげる空間となっています。窓の外にはエッフェル塔がそびえており、まさにパリ!という素晴らしい眺め。インターネットコーナーも備わっているので、週末の午後などは一日この博物館で過ごすこともできそうです。
カトラリーは全て透明のプラスチック製ですが、意外にしっかりとしたものなので、決して安っぽくなく、そのメニューもさることながら、ただのカフェテリアという域を超えています。このカトラリーは密かな人気で、使用後に持って帰る人も多いとか…。
透明素材のカトラリー
透明素材のカトラリー


そして午後のティータイムにぴったりの一品が、“CAFE OU THE GOURMAND”です。コーヒーか紅茶のどちらかが選べて、ミニマドレーヌ、チョコレートクッキー、ミニマカロン、チョコレートがセットになったお得なメニュー。天気の良い日には窓から差し込む陽光に明るく照らされ、時間を忘れてつい長居してしまいそうな空間です。
隣接のブックショップで興味のある建築の本を購入して、このカフェでゆっくり読書というのも素敵な時間の過ごし方。デザートメニューも充実しているので、コーヒーのおかわりついでについついスイーツも追加オーダーしてしまいそう。
もちろん博物館に入館せずともこのカフェには入れるので、近辺で良いカフェを探しているのならこちらへ是非どうぞ。

CAFE CARLU
CITE DE L'ARCHITECTURE ET DU PATRIMOINE
1, PLACE DU TROCADERO - 75116 PARIS

CAFE GOURMANDのセット
CAFE GOURMANDのセット


パリに住んでいてもエッフェル塔を見るのは年に数回、という筆者が、シャイヨー宮に出かけてこの素敵なカフェを発見した時の嬉しさといったら!パリには珍しく(?)早い、的確、愛想の良いサービスで、提供されるメニューもとても美味しく、これはかなりオススメのカフェです。シャイヨー宮近辺をお散歩の息抜きにオススメします。
窓の向こうにはエッフェル塔
窓の向こうにはエッフェル塔


Text by Ayumi Yamada
ARCHIVES
→Paques パック

→パリの合羽橋へ お気に入りの道具を探しに

→MOFへのサクセスストーリー Arnaud Larher

→ミュージアムカフェ巡り・ CAFE CARLU

→SALON DU CHOCOLAT 〜サロン・ド・ショコラ〜

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