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夜も楽しめるいちご狩り

房総半島の中心部 千葉市緑区にある観光いちご園「エーアト・ベーレ」
千葉県内最大級1500坪の広さをもつこの園は、人気のいちご狩りスポット。小さな子供からお年よりまで、幅広い世代がいちご狩りを楽しんでいます。土日には600〜800人が訪れることも。
時期に若干の違いはありますが、ハウスの中は食べるだけではなく、緑のいちごや白い花など、普段見れないいちごの様子を見ることができます。
若い客層も多いエーアト・ベーレでは、毎月第四土曜日は夜も営業しています。 (完全予約制、詳しくはHP参照

エーアト・ベーレのハウス ハウスのいちご
エーアト・ベーレのハウス



いちごとミツバチ

清潔感のある園内、日中は25℃夜は8℃前後を保ち、いちごが成長しやすい環境に配慮されています。寒い今の時期は、ハウスの中が温かいので快適です。
昼間、ハウスに陽がさすと体感的にもかなり心地よい温かさ。
するとどこからかミツバチが飛んできます。
いちごを受粉させるためにハウス内にはミツバチの巣箱があり、20℃を超え温かくなると、どこからともなく花の蜜を吸いに飛んでくるのです。

写真左は、オーナーの田中幸男さん。いちご園をはじめたのは6年前。
以前はサラダ菜などを市場に出す農家をされていました。
しかし、市場に出すだけでは消費者の声が身近に感じられない、もっとコミュニケーションを取った上で喜んでもらえるものを作りたいと、いちご園を始めることになったそうです。
オーナーの田中幸男さん 花粉を運ぶミツバチ
オーナーの田中幸男さん



美味しいいちごの見分け方

田中さんにいちごのことについて色々と教えて頂きました。
園内に、大粒に実ったいちごは6種類。紅ほっぺ、とちおとめ、さちのか、ふさのか、さがほのか、あきひめ。一番人気は大粒で甘味と酸味をもつ紅ほっぺ。
甘味が強くやわらかい食感のあきひめは小さな子供やお年寄りに好まれます。
さがほのかは酸味があってやわらかい食感。ふさのかは千葉県品種で、香りが強いしっかりしたいちご、さちのかは小粒で味が濃いので、お菓子屋さん向きです。

また、いちごをもぎ取るときはスナップを利かせて茎から離します。パキッと音が鳴れば美味しい証拠。真っ赤に熟していてツヤがあり、ヘタが上を向いているものが見た目で美味しいいちごを見分けるポイントです。

食べるときは、ヘタを取ってそこから食べます。いちごは尖がっている方に向かって糖度が高くなるので、一粒を最後まで美味しく食べるにはこの方法がおすすめです。
スナップを利かせて取ります1 スナップを利かせて取ります2
スナップを利かせて取ります。



エーアト・ベーレとはドイツ語で“いちご”。
ヨーロッパを訪れた際に、ドイツの人が一番人が温かい国だと感じた、という理由からこの名前になったそうです。
園内には木の置物や椅子が。これも訪れた人々にぬくもりを与えています。
野菜作りもされている田中さん、毎日野菜を販売しています。新鮮で美味しい野菜も、いちごに負けず人気です。

一粒のいちごが成長するまでに、受粉してから約40日かかるそうです。いちご狩りというと、食べ放題というイメージはありませんか?でもこうして一粒一粒の特徴や、いちごの栽培されている姿を見ると、味わいも変わります。

エーアト・ベーレは車椅子やベビーカー、妊婦の方もいちご狩りを楽しめるよう、通路を広くしたり、栽培棚を少し高くしたりと考慮されています。
訪れた人に楽しんでもらいたいというオーナーの心遣いが感じられます。
みなさんも、甘いいちごの香りに誘われて、味比べに出かけてみませんか?

観光いちご園 エーアト・ベーレ
千葉市緑区大高町26-34
TEL:043-294-0757

http://ichigo.farm.ne.jp/
新鮮野菜も人気 子供に人気の木椅子休憩スペース
新鮮野菜も人気 子供に人気の木椅子休憩スペース


Text by Yuri Suzuki
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