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ヘルズ・キッチンが最も盛り上がる5月。
毎年この時期に「9thアベニューインターナショナルフードフェスティバル」が開催されるからです。
今年は5月19日・20日に開催されました。
1973年に始まったこのフェスティバルでは、2日間車両禁止となった、37thストリートから57thストリートまで屋台がずらりと並び、毎年100万人以上の人が訪れます。
他のストリートフェスティバルと違うのは、9thアベニューにあるレストランが参加し、3ドル〜5ドルでお店イチ押しメニューを屋台風にアレンジし、提供しているところ。
9thアベニューにあるレストランは、国際色豊か。
ブラジル、アルゼンチン、モロッコ、ギリシャ…世界中の料理を試すことができます。

ヘルズ・キッチン 9thアベニューインターナショナルフードフェスティバル


ヘルズキッチンの中でもおしゃれで有名なカフェ・レストラン「Eatery」では、お店のシグニチャーディッシュでもあるAsian Chicken Saladを提供。
カリカリに上がったワンタンの皮が乗った、甘辛テイストのサラダは癖になるおいしさ。フルーツがたっぷり入ったサングリアも人気を集めていました。

フィッシュマーケット前の屋台では、新鮮な牡蠣がずらりと並びます。
自分で好きな牡蠣を選び、目の前で殻を開けてもらうのですが、日本の牡蠣と比べて小ぶりであっさりとした味なので、いくらでも食べられそうです。

「Eatery」のサングリアとAsian Chicken Salad フィッシュマーケット前の屋台
サングリアとAsian Chicken Salad 新鮮な牡蠣


ニューヨークで一番おいしい屋台を決める「ストリートベンダーフードコンテスト」にて2005年見事1位に選ばれた「Hallo Berlin」もいつもの5番街のロケーションから、このフェスティバルの為に9番街に登場。
他のホットドックとは一味違う、固めのパンに、香ばしく焼かれたソーセージを挟んだドイツ風ホットドックを食べるため、屋台前には長蛇の列が出来ました。

色々な屋台を巡り歩いていると、花のような形の食べ物を発見。
これは「オニオン・ブルーム」といって、玉ねぎに切り込みを入れ、衣を付けて揚げたものです。アメリカのチェーンレストランが始めた料理ですが、最近はお祭りなどでも見かけるようになりました。

「Hallo Berlin」のホットドック オニオン・ブルーム
ドイツ風ホットドック オニオン・ブルーム


ギリシャレストランの前では、ギターの演奏とともにベリーダンサーが現れ、エキゾチックなダンスを披露。
観客も巻き込み、大いに盛り上がりました。
ストリートのあちこちで、生バンドの演奏や、レゲエなどの音楽が流れ、フェスティバルに色を添えていました。

各店舗趣向を凝らして年に1度のフェスティバルを盛り上げます。
子どもから大人まで楽しめるフェスティバル、5月にニューヨークを訪れる機会があれば、是非9thアベニューフードフェスティバルに訪れてみてください。

ベリーダンサー ジャンベで遊ぶ子供たち


Text by Rie Tange
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