「まずウチを知ってもらうために一緒に竹の子堀りに行きませんか」
京都弁で親しみのある声の主は、五十棲 新也(いそずみ・しんや)氏。
彼は農家の跡継ぎ息子ながら、野菜中心の居酒屋「五十家(いそや)」「五十棲(いそずみ)」「おにかい」の経営者の顔をもっています。
店がある三条と四条から車で30分のところ、向日市に「五十棲農園」はあります。五十棲氏が一家で管理する畑と竹林があり、毎朝採れた野菜は五十棲氏自ら店に運ばれています。 5月の竹の子は、4月に地面に芽を出した竹の子よりも深い地下茎から伸びたもの。
掘り起こすには熟練の技術と勘が必要となります。長年農業を営む五十棲氏の父親によるアドバイスで、この日店に出す竹の子を、スタッフが賢明に掘り起こします。
そして竹の子を堀り起こしたらすぐに灰汁(アク)抜き作業。味と食感に新鮮さを出すには、灰汁が回らないうちに灰汁抜きをすることが必要不可決なのです。
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| 竹の子の根の方向を見定めて、切り取る方法をアドバイスする五十棲 正孝氏 |
土の中で育った竹の子は色が白く、柔らかいという特徴 |
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