アンリ・シャルパンティエとクレープ・シュゼット
阪神芦屋駅前に一号店がオープンしたのは、1969年4月のこと。
アンリ・シャルパンティエとは、19世紀にヨーロッパを中心に活躍した料理人で、クレープ・シュゼットを考案したシェフ。
オレンジ果汁で軽く煮たクレープに、グランマルニエのリキュールを注ぎフランベするこのデザートは、ごく一部の上流階級の人だけが楽しめる珍しいものでした。 若き蟻田氏がレストランで調理人として見習いをしていた頃、突然店内が暗くなり、お客様の目の前で青い炎を上げながらオレンジのいい香りを漂わせる幻想的な光景を初めて目にした時、足が震えるほどの感動とともに、お客様のなんとも言えない幸せな笑顔に強く胸を動かされました。
当時のレストランデザートといえばプリンやアイスクリームが多かったので、その驚きが大きかったことが窺えます。
そこで蟻田氏は「デザートをもっと気軽に食べられる喫茶店」を開こうと決意し、店名はクレープ・シュゼット考案者のアンリ・シャルパンティエと命名。
その後デザートを中心とした喫茶を展開、1975年には初の百貨店店舗として神戸そごうに出店し、今や首都圏を中心とした関東、東海、関西地方に計46の直営店を持ち、来年(2009年)には創業から40年を迎えます。
パリ・コレクション
“洋菓子は幸せを運ぶもの”。
更なるブランドづくりのため、芸術性の高いケーキのコレクション、その名も“パリ・コレクション”を2003年よりスタート。
洋菓子の本場パリで、オテル・ド・クリヨンのシェフ・パティシエであったクリストフ・フェルデール氏に蟻田氏が出会い、彼のデザートの独創性、芸術性、そして味わいの深さに感動し、その後、コラボレーションが始まりました。
クリエイティブな味・盛り付けが特徴的な彼の作品は、現在のアンリ・シャルパンティエというブランドに大きなインパクトを与えています。
パリ6区マダム通りの、アンリ・シャルパンティエのラボラトワール(研究所)で、フェルデールシェフと日本人スタッフが、この“パリ・コレクション”製作にあたり、洗練されたパリの味を春・夏・秋冬の年3回日本に届けています。
2008年の夏コレクションのテーマは「人生はお菓子と共に」。
フェルデールシェフが故郷アルザスで親しんだ懐かしいお菓子を現代版にアレンジしたものや、野菜やハーブなど、驚きの素材を使いこなした、シェフのオリジナリティと感性が光る5品が揃いました。
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| 芦屋のメゾン アンリ・シャルパンティエ外観 |
クレープ・シュゼット |
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| パリのラボラトワールにて試作中のクリストフ・フェルデールシェフとスタッフ |
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| パリコレ(2008夏コレクションより) 左:ヴェール・タンドル 右:フォレ・ノワール2008 |
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